プロジェクトの状況や課題を把握し、効果的なアクションを実施するために「議事録」は欠かせません。しかし、議事録が形骸化し、有効に活用できていない方も多いのではないでしょうか？

今回は、複製して簡単に使える「アクションにつながる議事録」のNotionテンプレートを作成したのでご紹介します。

ここで紹介する議事録は、「アクション」と「一覧性」を重視しています。アクションを明記することでプロジェクトがスムーズに進みます。また一覧性が高いため他の部署や不参加のメンバーでも容易にミーティングの内容を把握することができます。

記事内のダウンロードリンクから無料で入手できますので、ぜひお使いください。

Notionで作った議事録のテンプレート

今回紹介する議事録は以下のようなNotionテンプレートです。

Notionのデータベースの機能を使って議事録を管理しています。

プロパティには「報告」「課題」「次回までのアクション」「次回開催日」の項目を設定しています。

上記の項目の抜けがあると目立つため、アクションを必ず入力する動機となります。

また、個別ページを開かずともひと目で会議の主な内容が把握できるため、会議に参加していない他のメンバーや他部署、経営層のメンバーが会議内容を把握するのにも役立ちます。

縦軸はチーム、横軸は週次の日時の2軸で「アクション」「報告」「課題」が表示されます。チーム別に議事録を確認するのに役立ちます。

議事録のNotionテンプレートのダウンロード

今回紹介する「アクションにつながる議事録」のNotionテンプレートは以下からダウンロードできます。

フォームに入力すると、Notionテンプレートの使い方を記載したページのURLが送付されます。
URLをクリックしてお使いください。

議事録のNotionテンプレートの使い方

ページにアクセスした後、右上の「複製」をクリックしてお使いください。

1.Notionアカウントにログイン

「複製」をクリックすると、すぐに自身のNotionページにコピーが作成されます。 ログインしていない方はNotionのアカウントにログインします。 （アカウントをまだお持ちでない方は新規作成しましょう）

2.議事録のデータベースを確認

議事録はデータベースで管理しています。以下の項目がデフォルトで用意されています。

日付	会議の開催日を入力します。
担当者	日報の提出者を選択します。
ミーティング名	ミーティングの名前を入力します。
チーム（部署）	会議を実施したチーム（部署）を選択します。複数選択することもできます。
報告	数値報告など会議で話したい内容を記載します。
課題	進行中のプロジェクトの課題を記載します。
次回までのアクション	次回の会議までに実施するアクションを記載します。
次回開催日	次回の会議開催日を記入します。
表示用	自動入力されます。チーム別議事録に表示されます。

3.議事録を入力

それでは議事録を入力しましょう。

「議事録一覧」のビューから議事録を入力します。右上の「新規」または表下部の「新規」から作成します。

新しい行が追加されたら、枠に直接入力しましょう。もちろん個別ページから作成もできます。それぞれやりやすい方法で入力してください。

初期設定では日付が新しい議事録順に並びます。

議事録を追加すると、その他のビューに自動的に反映されます。

4.チーム別議事録

「チーム別議事録」で、チーム（部署）ごとの議事録を一覧で見られます。

データベースの「アクション」「報告」「課題」に入力した内容が「表示用」というプロパティに自動入力され、表示されています。

フィルタ設定から、特定の部署だけのビューを作成することもできます。

以上、アクションにつながる議事録のNotionテンプレートの紹介でした。

シンプルなテンプレートになっていますので、必要に応じてカスタマイズして使ってください。

議事録の項目に「参加者メンバーのプロパティを作る」や「個別ページのテンプレートを作る」といったカスタマイズも簡単にできますので、ぜひ試してみましょう。

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