この記事では、AIチャットボットサービスのChatbaseについて紹介します。
※2023年4月時点の情報をもとに執筆しています。
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Chatbaseとは
ChatbaseはアップロードしたPDFファイルや入力したテキスト、Webサイトのページを解析して、チャットボットを作成するサービスです。
生成したチャットボットをWebサイトに埋め込み、問い合わせ対応を自動化できます。
これまでの一般的なチャットボットサービスでは、チャットの返答を自身で設定する必要がありました。しかし、Chatbaseを使うと元となるデータをアップロードするだけで簡単に導入でき、返答を考えたり設定する手間を省くことができます。
WebサイトやWebサービスを運営している企業に大変おすすめのサービスです。
Chatbaseは無料?
無料で利用できますが、フリープランではChatbot1つ、月30メッセージ、1つのChatbotで40万文字という制限があります。
Webサイトへの埋め込みは無料プランでも対応しています。
有料プランの場合、Chatbot数やメッセージ数が増え、複数ファイルのアップロードも可能です。またAPIでのアクセスもできるようになります。
Chatbaseは日本語で利用できる?
はい、日本語にも対応しています。
公式ページには「約95の言語に対応しており、ドキュメントの言語が異なる場合であっても、質問者の言語で回答するように努めています」と記載されています。
ただし、日本語で質問しても英語で返答されることもあります。
ドキュメントと質問する言語が合致していることが望ましいです。
Chatbaseを使ってみた
データの登録
Chatbaseにアカウント登録し、ログインします。
「New Chatbot」をクリックします。
するとチャットボットを生成するためのソース元を選択できます。
「ファイル・テキスト・Webサイト」の3つから選べます。
今回は「website」を選択します。
WebサイトのURLを入力します。クローリングから除外したいURLも入力できます。
「Create Chatbot」を入力すればチャットボットが完成します。
「 CASTER BIZ assistant はどんなサービスですか?」と質問すると、
「CASTER BIZは、業務のアウトソーシングサービスです。ゴールが決まっている業務を依頼することで、マネジメントコストを削減し、効率的に業務を進めることができます。…」
と回答してくれました。
URLを入力するだけでこれだけの回答をしてくれるのはすごいですね。
Chatbase用に情報をまとめたPDF資料などを用意してアップロードすると、より一層正確な回答が得られるでしょう。
設定(Settings)から初期メッセージの変更や色の変更も可能です。
設定が完了したら、「Embed on website」をクリックすると、埋め込み用のコードが表示されます。
埋め込み方法は2種類あります。
scriptタグで埋め込み
scriptタグで埋め込む場合は、サイトの右下にメッセージボタンが表示され、クリックするとメッセージエリアが表示されます。
iframeで埋め込み
iframeで埋め込む場合は、サイト内のどこでも好きな箇所に埋め込みできます。
以上、Chatbaseの紹介でした。
Chatbaseを使うと簡単にチャットボットが導入できます。顧客対応の効率化をご検討の方は、ぜひ一度使ってみてください。
さとゆずSATOYUZU
株式会社キャスターで、採用支援事業「CASTER BIZ 採用」のWebマーケティングと『Alternative Work』の運営を担当しています。私生活ではECサイトの運営など。週3日働き、他の日は好きなことをやっています。3歳の娘に翻弄される日々を送っています。