この記事では、AIライティングサービスCatchyについて紹介します。
※2023年5月時点の情報です。
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Catchyとは
Catchyは、ChatGPTの自然言語技術を活用したAIライティングアシスタントツールです。
広告、記事、セールスレターなどの作成から、市場分析、ビジネス戦略などの企画立案まで対応可能。様々な用途に応じて100種類以上の生成ツールが使えます。
これまでは人間が文章を一から考えていましたが、Catchyを使えばAIが考えた文章から気に入ったものを「選ぶ」というスタイルに変わります。
これにより、Webコンテンツ作成などの時間とコストが大幅に削減できるため、忙しい経営者やWebマーケティング担当者にとてもおすすめのサービスです。
Catchyの料金プランは?
無料で全生成ツールを利用できます。ただしFreeプランでは毎月10クレジットまでの利用となります。
記事の本文を生成するためには4クレジットを要するため、Freeプランはあくまでもお試し利用ということになります。
その他、毎月一定のクレジットが付与され、必要に応じてクレジットを追加購入できる「Starterプラン」、無制限で使える「Proプラン」などが用意されています。
Catchyは日本語でできる?
株式会社デジタルレシピという日本のスタートアップが開発したサービスで、日本語に対応しています。
さらに、日本語をAIが認識しやすい英文に翻訳するツールも用意されています。
どんな画像を生成したいか日本語で書くと、Midjourney(ミッドジャーニー)や DALL·E(ダリー)、DreamStudio(ドリームスタジオ)に入力する最適な英文を生成するツールです。
Catchyを使ってみた
クレカ登録不要でログイン可能
Catchyはクレジットカード登録なしに全ツールを利用することができます。
まず以下のURLでCatchyのサイトにアクセスし、右上の「ログイン」ボタンをクリックします。
Catchyサイト:https://lp.ai-copywriter.jp/
次に会員登録とログインです。現在ログイン方法は、GoogleアカウントかFacebook連携のみで、独自のメールアドレス登録はできない仕様です。
いずれかのアカウントを選んで、ログインしてください。
ツール活用例1:記事の本文を作成する
まず、Catchyの代表的な機能である「記事の本文」を生成してみましょう。
画面左の「生成ツール」を選ぶと、カテゴリー分けされた各種ツールが表示されます。
ここから赤枠の「記事の本文」を選択してください。青枠の部分に「ダイヤモンドマーク✖️4」と書かれていますが、この生成には4クレジットが必要であることを示しています。
「記事の本文」を選択すると、以下の画面に移ります。記事の本文を作成するには、次の3箇所に記入が必要です。
1.記事のタイトルと導入文を入力
タイトルと導入文を500文字以内で記載します。
2.記事の見出しを入力
記事の見出しを複数個、記入します。こちらも500文字以内で入力してください。
3.文章の雰囲気を選択(任意)
「丁寧」「カジュアル」「大胆」から、文章のテイストを指示します。
今回はタイトルを「効果的なメルマガを配信するポイント」として、以下の通り導入文と4つの見出しを入力。文章の雰囲気は「丁寧」を選択し、青色の「作成する」ボタンを押します。
「作成する」ボタンを押して十数秒すると、以下の通り記事が生成されます。文字数は全体で、1,323文字でした。
AIが作成した記事なので、一般的で少し抑揚のない文章ではありますが、文章の下書きとしては十分なクオリティです。
いずれにせよ、このような1,000文字を超える文章が数十秒で生成されるのは驚きです。
生成した文章を、クリップボードにコピーまたはシステムに保存する
生成した記事の右下に「コピー」「保存する」ボタンが表示されています。
コピーボタンを押すと文章全体が一括コピーされ、保存するボタンを押すと、Catchyダッシュボードの「プロジェクト一覧」に、一連のやりとりが保存されます。
ツール活用例2:メールの開封率を上げる
次に、メールの開封率を上げるためのメールの件名を複数提案してくれるツールを紹介します。
トップ画面左の「生成ツール」を選び、「メール」カテゴリーの中から、「メールの開封率を上げる」を選択。このツールで消費するクレジットは1です。
Alternative Workでは、業務の効率化に役立つNotionテンプレートを提供しています。
この案内メールの開封率を上げるためのメールタイトルをAIに提案してもらいましょう。
メールタイトルを作成するには、次の2箇所に記入が必要です。
1.メールの内容を入力
メールの内容を500文字以内で記載します。
2.文章の雰囲気を選択(任意)
「丁寧」「カジュアル」「大胆」から、文章のテイストを指示します。
今回はメールの内容を以下のように記入します。
「Alternative WorkではNotionの便利なテンプレートを提供しています。営業管理、顧客管理、採用管理、タスク管理など、様々な業務に活用いただけます。これらのテンプレートを使って業務の質・スピードをアップさせましょう!」
文章の雰囲気は「丁寧」を選択します。
「作成する」ボタンを押すと、以下画面のように複数のメール件名が提案されます。
以下の通り、10つのタイトルが提案されました。ここからキャッチーなタイトルを選ぶだけです。
- 仕事効率をアップさせるためのNotionテンプレート!Alternative Workが提供します。
- 業務管理からタスク管理まで!Alternative WorkのNotionテンプレートで効率アップ。
- より効率的な仕事を実現するNotionテンプレート、Alternative Workなら提供中。
- 業務の質・スピードを向上させるNotionテンプレート、Alternative Workで手に入れませんか?
- Alternative WorkのNotionテンプレートを使って、仕事の生産性を高めましょう。
- 仕事の効率化に役立つNotionテンプレートをAlternative Workが提供。
- 業務改善のためのNotionテンプレート、Alternative Workでご利用いただけます。
- Alternative WorkのNotionテンプレートで、業務をスムーズに進めましょう。
- 仕事の生産性を向上させるNotionテンプレートをAlternative Workがご提供。
- Alternative WorkのNotionテンプレートで、仕事の質を向上させましょう!
他にも便利なツールがたくさん
Catchyには、様々な用途に応じて100種類以上の生成ツールが用意されています。
機能が多すぎて何を使ったらわからない方は、トップページの「AIにツールを選んでもらう」を使ってみましょう。こちらはクレジットの消費はありません。
例えば、使いたい用途として「広告文の作成」「市場分析」「ビジネス戦略」の3つがあるとすると、それぞれを入力するだけでAIが適切なツールを教えてくれます。
広告文の作成
「Google広告の広告見出し」「FB広告のタイトル」など5つのツールがピックアップされました。
市場分析
こちらも、「キーワードから作る新規事業」「4Pモデル」など、市場分析の基本データとなりそうなツールが出てきました。
ビジネス戦略
「マーケティング戦略」「機能を価値に変換」など、ビジネス戦略のヒントになりそうなツールが複数表示されています。
他にもCatchyには多くの便利なツールが備わっているため、ご自身の目的に合わせて使えるツールは何なのか、どんどんAIに聞いてみることをおすすめします。
以上、Catchyの紹介でした。
Catchyを使うと、Webコンテンツやセールスツールにて利用する文章を、AIが代わりに作成してくれます。
これによりチームメンバーはさらに付加価値の高い仕事にリソースを使えるため、会社やサービスのクオリティ向上が図れるでしょう。
企業のマーケティング担当者やライターなど、文章作成時間を短縮したい方は、ぜひ一度試してみてください。
山咲 かもめKAMOME YAMASAKI
企業内起業家、兼ライター。建築・金融・不動産業界にて15年働いた経験を活かし、企業の新規事業開発やマーケティングをサポート。休日はフォトグラファーとしても活動中。2020年に個人で不動産投資を開始、将来の夢はメガ大家さんになること。