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AIライティングサービスCatchyとは?使い方や料金は?

2023/07/18 Tuesday
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この記事では、AIライティングサービスCatchyについて紹介します。

※2023年5月時点の情報です。

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Catchyとは

Catchyは、ChatGPTの自然言語技術を活用したAIライティングアシスタントツールです。
広告、記事、セールスレターなどの作成から、市場分析、ビジネス戦略などの企画立案まで対応可能。様々な用途に応じて100種類以上の生成ツールが使えます。

これまでは人間が文章を一から考えていましたが、Catchyを使えばAIが考えた文章から気に入ったものを「選ぶ」というスタイルに変わります。

これにより、Webコンテンツ作成などの時間とコストが大幅に削減できるため、忙しい経営者やWebマーケティング担当者にとてもおすすめのサービスです。

Catchyの料金プランは?

無料で全生成ツールを利用できます。ただしFreeプランでは毎月10クレジットまでの利用となります。

記事の本文を生成するためには4クレジットを要するため、Freeプランはあくまでもお試し利用ということになります。

その他、毎月一定のクレジットが付与され、必要に応じてクレジットを追加購入できる「Starterプラン」、無制限で使える「Proプラン」などが用意されています。

Catchyは日本語でできる?

株式会社デジタルレシピという日本のスタートアップが開発したサービスで、日本語に対応しています。

さらに、日本語をAIが認識しやすい英文に翻訳するツールも用意されています。
どんな画像を生成したいか日本語で書くと、Midjourney(ミッドジャーニー)や DALL·E(ダリー)、DreamStudio(ドリームスタジオ)に入力する最適な英文を生成するツールです。

Catchyを使ってみた

クレカ登録不要でログイン可能

Catchyはクレジットカード登録なしに全ツールを利用することができます。
まず以下のURLでCatchyのサイトにアクセスし、右上の「ログイン」ボタンをクリックします。

Catchyサイト:https://lp.ai-copywriter.jp/

次に会員登録とログインです。現在ログイン方法は、GoogleアカウントかFacebook連携のみで、独自のメールアドレス登録はできない仕様です。

いずれかのアカウントを選んで、ログインしてください。

ツール活用例1:記事の本文を作成する

まず、Catchyの代表的な機能である「記事の本文」を生成してみましょう。

画面左の「生成ツール」を選ぶと、カテゴリー分けされた各種ツールが表示されます。

ここから赤枠の「記事の本文」を選択してください。青枠の部分に「ダイヤモンドマーク✖️4」と書かれていますが、この生成には4クレジットが必要であることを示しています。

「記事の本文」を選択すると、以下の画面に移ります。記事の本文を作成するには、次の3箇所に記入が必要です。

1.記事のタイトルと導入文を入力
 タイトルと導入文を500文字以内で記載します。

2.記事の見出しを入力
 記事の見出しを複数個、記入します。こちらも500文字以内で入力してください。

3.文章の雰囲気を選択(任意)
 「丁寧」「カジュアル」「大胆」から、文章のテイストを指示します。

今回はタイトルを「効果的なメルマガを配信するポイント」として、以下の通り導入文と4つの見出しを入力。文章の雰囲気は「丁寧」を選択し、青色の「作成する」ボタンを押します。

「作成する」ボタンを押して十数秒すると、以下の通り記事が生成されます。文字数は全体で、1,323文字でした。

AIが作成した記事なので、一般的で少し抑揚のない文章ではありますが、文章の下書きとしては十分なクオリティです。

いずれにせよ、このような1,000文字を超える文章が数十秒で生成されるのは驚きです。

生成した文章を、クリップボードにコピーまたはシステムに保存する

生成した記事の右下に「コピー」「保存する」ボタンが表示されています。

コピーボタンを押すと文章全体が一括コピーされ、保存するボタンを押すと、Catchyダッシュボードの「プロジェクト一覧」に、一連のやりとりが保存されます。

ツール活用例2:メールの開封率を上げる

次に、メールの開封率を上げるためのメールの件名を複数提案してくれるツールを紹介します。

トップ画面左の「生成ツール」を選び、「メール」カテゴリーの中から、「メールの開封率を上げる」を選択。このツールで消費するクレジットは1です。

Alternative Workでは、業務の効率化に役立つNotionテンプレートを提供しています。
この案内メールの開封率を上げるためのメールタイトルをAIに提案してもらいましょう。

メールタイトルを作成するには、次の2箇所に記入が必要です。

1.メールの内容を入力
 メールの内容を500文字以内で記載します。

2.文章の雰囲気を選択(任意)
 「丁寧」「カジュアル」「大胆」から、文章のテイストを指示します。

今回はメールの内容を以下のように記入します。
「Alternative WorkではNotionの便利なテンプレートを提供しています。営業管理、顧客管理、採用管理、タスク管理など、様々な業務に活用いただけます。これらのテンプレートを使って業務の質・スピードをアップさせましょう!」

文章の雰囲気は「丁寧」を選択します。

「作成する」ボタンを押すと、以下画面のように複数のメール件名が提案されます。

以下の通り、10つのタイトルが提案されました。ここからキャッチーなタイトルを選ぶだけです。

  • 仕事効率をアップさせるためのNotionテンプレート!Alternative Workが提供します。
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他にも便利なツールがたくさん

Catchyには、様々な用途に応じて100種類以上の生成ツールが用意されています。

機能が多すぎて何を使ったらわからない方は、トップページの「AIにツールを選んでもらう」を使ってみましょう。こちらはクレジットの消費はありません。

例えば、使いたい用途として「広告文の作成」「市場分析」「ビジネス戦略」の3つがあるとすると、それぞれを入力するだけでAIが適切なツールを教えてくれます。

広告文の作成

「Google広告の広告見出し」「FB広告のタイトル」など5つのツールがピックアップされました。

市場分析

こちらも、「キーワードから作る新規事業」「4Pモデル」など、市場分析の基本データとなりそうなツールが出てきました。

ビジネス戦略

「マーケティング戦略」「機能を価値に変換」など、ビジネス戦略のヒントになりそうなツールが複数表示されています。

他にもCatchyには多くの便利なツールが備わっているため、ご自身の目的に合わせて使えるツールは何なのか、どんどんAIに聞いてみることをおすすめします。

以上、Catchyの紹介でした。

Catchyを使うと、Webコンテンツやセールスツールにて利用する文章を、AIが代わりに作成してくれます。

これによりチームメンバーはさらに付加価値の高い仕事にリソースを使えるため、会社やサービスのクオリティ向上が図れるでしょう。

企業のマーケティング担当者やライターなど、文章作成時間を短縮したい方は、ぜひ一度試してみてください。

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山咲 かもめKAMOME YAMASAKI

企業内起業家、兼ライター。建築・金融・不動産業界にて15年働いた経験を活かし、企業の新規事業開発やマーケティングをサポート。休日はフォトグラファーとしても活動中。2020年に個人で不動産投資を開始、将来の夢はメガ大家さんになること。

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