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無料の対話型AIサービスを比較。それぞれの返答は?

2023/03/02 Thursday
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GoogleがBardを発表したり、MicrosoftがBingの検索エンジンにAIを搭載したりと話題が尽きないAI業界。
今回は無料で利用できる対話型AIチャットサービス5つを使ってみました。
無料プランでできることと、それぞれの返答を比較しています。

※2023年3月時点の情報をもとに執筆しています。

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AIチャットサービスのプラン比較表

今回、試したサービスは以下の5つです。

  • ChatGPT
  • Perplexity AI
  • ChatSonic
  • YouChat
  • Bing

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Jasper Chatという対話型AIサービスも有名ですが、こちらは有料機能のみなので今回は割愛します。

AIチャットサービスの返答の比較

今回AIチャットサービスに質問したのは、以下の3つです。

  • 自身のサービスの説明とChatGPTとの違い
  • Webサービスの広報の施策
  • プログラミングコードの生成

Chat GPT

まずはChat GPT。

どんなサービスかについてChat GPT自身に説明してもらいましょう。

自身のサービスの説明

「テキスト入力を処理して、人工知能による文字列を出力できる」との回答が返ってきました。

Webサービスの広報の施策

続いて、Webサービスの広報の施策について聞いてみましょう。

Webサービスの広報の施策として、7つの施策を返してくれました。どれも納得の施策です。案出しに有効に使えそうです。

プログラミングコードの生成

今回は「Alternative Work」の記事一覧ページから「記事タイトル」を取得するPythonコードを生成できるか聞いてみました。

答えてくれました。Google Colaboratoryでコードを動かしてみます。

問題なく動きます。すごいです。プログラミングができなくてもAIに指示するだけである程度のことができる未来は確実にやってきています。

プラン 現在は無料で利用可能(リサーチプレビュー期間中のため)

有料プランは月額20ドルで使えるChatGPT Plusを提供。応答時間の高速化や、ピーク時の優先アクセスが可能。

会員登録 必要
日本語対応 対応している(質問によっては英語で返答することもあり)

Perplexity AI

続いて、​​Perplexity AIに自身のサービスとChatGPTとの違いを説明してもらいました。

自身のサービスの説明

Perprexity AIは日本語で質問できますが、返答は英語で表示されました(日本語で返答することもあります)。

DeepLで日本語に訳すと以下のようになります。

Perplexity.AIは、2022年12月にリリースされたテキストからテキストへのAIサービスです。Webでクロールした情報を要約し、時事問題に関連する質問に正確に回答できるとともに、回答元も表示できる世代交代型のAIサービスである。

Perplexity.AIとChatGPTの大きな違いは、ChatGPTよりもPerplexity.AIの方が時事問題に関連する質問に対してより正確な回答ができることである。これは、ChatGPTが事前に収集した情報と自然言語処理GPTモデルに基づいているのに対し、Perplexity.AIはWebクローリング技術によりインターネット上の情報を素早く収集し要約しているためです。また、Perplexity.AIは応答元を示すことができますが、ChatGPTは明示的な指示がないとできません。

Perplexity.AIを利用する際に注意すべき点は、出典を示した信頼性の高い回答を提供するとしていますが、誤った回答をする場合もあることです。日本語でプロンプトが出されたときに確実に日本語を出力するためには、プロンプトを適宜調整する必要があるかもしれない。

ChatGPTよりも時事的な内容について得意としているようです。

他にも以下の点でChatGPTと異なります。

  • ログインが不要
  • 参照元ページが分かる
  • 回答ページが生成される

回答ページが生成されるため、キャプチャなどに撮らずともシェアができます。

Webサービスの広報の施策

返答をみると「NPO」などのワードがあったため、参照元を見るとNPOでマーケティングに取り組んでいる方の記事でした。

このように返答と参照元を比べられるのはPerplexity AIの利点です。

英語で質問すると、英語記事のソースが分かるので、海外の施策や情報を知るのにも便利です。

プログラミングコードの生成

続いて、プログラミングコードの生成を試しています。

Perplexity AIでもコードの生成ができました。ただし、インデント(字下げ)がされていなかったので、そのままコピー&ペーストでは動きませんでした。

プログラミングコードの生成に関しては、コメントアウトで説明書きまでされているChat GPTに軍配が上がりそうです。

生成されたコードは、一部インデントを調整すると動作しました。

プラン 現時点では無料で利用可能。有料プランについての言及はなし。
会員登録 不要
日本語対応 日本語で質問できるが、返答は基本的に英語。
ChatGPTとの違い
  • 時事的な内容を得意としている
  • ログイン不要で利用できる
  • 参照元が表示される
  • 回答のURLが残る

ChatSonic

ChatSonicに自身のサービスとChatGPTとの違いについて解説してもらいました。

自身のサービスの説明

他にも以下の点でChatGPTと異なります。

  • 最新情報を取得できる
  • 音声入力ができる
  • 画像生成ができる

画像生成機能があるため、ChatSonicにバナナを食べているゴリラのイラストを生成してもらいました。

ChatSonicのサービス内で、質問も画像生成もできるので使い勝手がよいです。

以下の記事でAI画像生成サービスについて紹介していますので、ぜひご覧ください。
無料のAI画像生成サービス5つを比較。生成される画像の特徴は?

また、ChatSonicはAIライティングサービスでもあるので、記事作成・商品説明作成などの機能もあります。

Webサービスの広報の施策

的確に返答してくれました。しかし、返答が途中で途切れています。文字数制限があるようです。(プランに文字数制限の記載がなかったため詳細は分かりませんでした)

プログラミングコードの生成

コメントつきで、インデント(字下げ)もされた回答が返ってきました。

コピー&ペーストで見事に動きました。

プログラミングコードの生成に関しては、Perplexity AIより性能がよく、ChatGPTと遜色ないレベルです。

プラン 【無料プラン】
チャットは無料プランで利用可能。チャットの上限が1日25(1生成で2消費)
記事ライティングの上限が2500ワード生成可能

【有料プラン】
Long-formプラン(月12.67ドル):記事ライティングの上限が19,000ワード

会員登録 必要
日本語対応 対応している
ChatGPTとの違い
  • 音声入力が可能
  • 画像生成に対応
  • 記事ライティングなど長文作成機能
  • LP作成の機能

YouChat

YouChatに自身のサービスとChatGPTとの違いについて解説してもらいました。

自身のサービスの説明

ChatGPTを活用して回答をしているようです。ChatGPTとは異なり、参照元URLが表示されています。

また、ログイン不要で利用できる点も異なります。

期間指定やエリア指定ができるようですが、試したところそこまで精度は高くないという印象でした。

Webサービスの広報の施策

「7つ教えてください」と指示したところ、納得感のある施策の回答が返ってきました。

参照元がひとつでしたが「複数のソースから」と質問を付け加えると参照元を増やして返答してくれました。

プログラミングコードの生成

ChatGPTを活用しているとのことだったため、プログラミングコードもしっかりと返答してくれました。

プラン 無料で利用可能
会員登録 不要
日本語対応 対応している
ChatGPTとの違い
  • 参照元が表示される
  • 期間指定やエリア指定ができる

Bing

続いてBingに自身のサービスとChatGPTとの違いについて解説してもらいました。

自身のサービスの説明

BingはPrometheusというAIモデルを採用していて、より洗練された回答ができるとのことです。また最新の情報をWeb検索で得た情報と比較しながら自身の回答を生成しているようです。

他にも、参照元のリンクも付与してくれる点も異なります。

Webサービスの広報の施策

具体的な説明を交えて、的確な返答をしてくれました。Webサービスの広報施策の質問ではBingがもっともわかりやすい回答をしてくれました。

プログラミングコードの生成

なんとコメントアウトまで日本語で返してくれました。もちろん問題なく動作しました。

プラン 無料で利用可能
会員登録 不要(ただしMicrosoft Edgeなどの環境が必要)
日本語対応 対応している
ChatGPTとの違い
  • 参照元が表示される
  • ログイン不要

以上、5つの対話型AIチャットサービスを比較しました。

いずれのサービスも情報収集や思考の整理、簡単なプログラミングコードの生成といった場面で大いに役立つと感じました。

ChatGPTは最も話題となっているAIチャットサービスで、無料で利用でき日本語にも対応しているので大変便利ですが、ログインが必要で、すぐにアクセスしづらい点がややネックです。状況に応じてサービスを使い分けると良いでしょう。

質問の仕方によって返答が変わるので、質問を調整しながら対話型AIを使いこなしましょう。

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さとゆずSATOYUZU

株式会社キャスターで、採用支援事業「CASTER BIZ 採用」のWebマーケティングと『Alternative Work』の運営を担当しています。私生活ではECサイトの運営など。週3日働き、他の日は好きなことをやっています。3歳の娘に翻弄される日々を送っています。

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