この記事では、AI画像生成ツールSTUDIO JUNOについて紹介します。
※2025年4月時点の情報です。
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STUDIO JUNOとは
STUDIO JUNOは、日本企業が提供する多機能AIツール「Tenak AI」の画像生成機能です。
テキストを入力するだけで、簡単に高画質の画像が生成でき、入力文を工夫することで広告のバナー画像も作成できます。
また、これまで主流の画像生成AIは、米国を中心とする海外製であるため、日本人の生成を指示しても、どちらかというと日本ではないアジア系の人物像が生成されました。
STUDIO JUNOでは、日本人に特化した画像生成エンジンが実装されているため、とても自然な日本人の写真が生成されます。
国内にて商品セールスを行う広報担当者などに大変おすすめのサービスです。
STUDIO JUNOの料金プランは?
無料プランでは、初回に与えられる50クレジットに加えて、毎日50クレジットが付与されます。本書で紹介する画像を1枚生成するためには、5クレジット程度が必要です。利用できる画像生成エンジンの種類には制限があります。
また、無料プランでは動画生成ができません。一日に多くの画像を生成する場合や、動画の生成を考えている場合は、有料プランに加入することをおすすめします。
有料プランの場合、月に付与されるクレジットが格段に多くなり、画像や動画生成を十分に行うことができます。「Standard」プラン以上であれば、月内でクレジットが不足した場合でも追加で購入することができ、サポート体制も充実しています。
STUDIO JUNOは日本語で利用できる?
STUDIO JUNOは日本語にも対応しています。
STUDIO JUNOのWebサイトは日本語と英語に対応しており、動画作成に必要なテキスト(プロンプト)も日本語入力が可能です。
ただし、STUDIO JUNOと連携している生成AIエンジンについては、海外製のものが多く、日本語でプロンプト入力した場合は一旦英語に翻訳された上で、AIにて画像が生成されます。
したがって、翻訳の段階で文脈が微妙に変換されてしまうリスクがあるため、プロンプトには英語で入力したほうが意図に添った画像が生成できます。
STUDIO JUNOを使ってみた
ここからは、STUDIO JUNOの使い方や、使用感を解説します。
テキストから画像を生成する
まず、STUDIO JUNOのトップページ右上から「無料新規登録」を行います。
アカウント作成は、メールアドレスを登録するか、Googleアカウントでサインインする方法で行います。
STUDIO JUNOの操作画面が開いたら、以下の順で各ボタンをクリックします。
① 画面右上「画像生成」
② 画面左側「テキストから画像」
③ 「FLUX.1 DEV JUNO」
「FLUX.1 DEV JUNO」は、日本人に特化した画像生成エンジンで、実写のような画像や、アニメのキャラクターのような画像が作れます。
次に表示される画面で、AIに指示していきます。まずは、左側の基本設定にて、必要な設定を行います。「スタイル」については、「JPポートレート v1.0モデル」を選択しましょう。
今回は、画面下部のテキスト入力窓に、以下の通り入力しました。
「山と山の間を流れる川で、両手で魚をつかみどりする男性。笑顔がまぶしい。水しぶきが上がっている」
入力したテキストの表現に少し物足りなさを感じた場合、テキスト入力窓下部の「電球マーク」をクリックしてください。
様々な追加プロンプトが提案されますので、気に入った単語を選択します。今回は「ドラマチックなシーン」を追加しました。
「画像を生成」をクリック。今回の作業で4.4クレジットが消費されることがわかります。
画像が生成されるまで少し待ちます。
生成された画像がこちら。先ほど日本語で入力したプロンプトが英語に翻訳されています。
まるで実写と見間違うほどの日本人男性の画像が生成されました。
広告用のバナー画像を生成する
STUDIO JUNOはプロンプトを工夫することで、広告バナー画像を作成することができます。ここではバナー画像の作り方を解説します。
やり方は簡単。プロンプトに「バナー広告を作成する」と記載した上で、商品名やキャッチフレーズなどを入力するだけです。
では、以下の通り日本語でプロンプトを入力してみましょう。
「香水“Deep”のバナー広告を作成してください。高級感のあるイメージで、日本人の20代女性がエレガントな表情と姿勢で香水ボトルと一緒に写っている構図にしてください。背景はラグジュアリーな雰囲気(例えば夜の都会の高級ホテルの一室やシャンデリアのある空間)。女性はロングヘアで、シックなドレスを着用。ボトルのデザインはシンプルでスタイリッシュ、黒とゴールドの色味。画面には『香水 Deep』『12月24日 新発売』の文字も含めてください。」
生成された画像がこちら。プロンプトが英語に翻訳され、画像生成が行われたことがわかります。
ただし、女性の手のポーズが不自然で、商品も香水というよりはトリートメントのようなパッケージです。また、日本語でのキャッチフレーズ記載を指示しても、画像には英語で表示されます。
では、入力するプロンプトを始めから英語で入力してみます。先ほどの日本語を翻訳サイトなどで先に英語に翻訳。プロンプトとして入力します。
生成された画像は、先ほどよりも日本人らしい女性で、香水の形状や文章もうまく画像にプロットされていることがわかりました。プロンプトは英語で入力した方が、適切な結果が得られそうです。
以上、AI画像生成ツールSTUDIO JUNOについて紹介しました。
操作画面のUIも非常にわかりやすく、無料でも1日10枚程度は画像生成ができます。
様々なシーンの画像が作れるので、趣味からビジネスシーンまで、幅広く活用できるサービスです。
「忙しくて、動画を作成する時間がない…」という方は、弊社のリモートアシスタントサービス「 CASTER BIZ assistant 」が画像や動画の編集はもちろん、資料作成、データ入力などの手間のかかる仕事をサポートします。他にも在庫管理、メール返信など様々な業務に対応できますので、ぜひご相談ください。

山咲 かもめKAMOME YAMASAKI
企業内起業家、兼ライター。建築・金融・不動産業界にて15年働いた経験を活かし、企業の新規事業開発やマーケティングをサポート。休日はフォトグラファーとしても活動中。2020年に個人で不動産投資を開始、将来の夢はメガ大家さんになること。
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